去る10月28日、ドッグビヘイビアリストの第一人者・田中雅織先生をお招きして、弊社の越谷校にて
埼玉セミナーが無事開催されました。
今回で6回目を迎える埼玉セミナー。もちろん満席。オンラインで参加された方もおりました。

テーマは「ボディーランゲージ初級」～犬たちの会話を知る


田中先生のセミナーは10回目の参加になる私ですが、セミナー後半に田中先生が話された一言は
心に突き刺さり、自然と涙が出てきました。

「いつか老犬となり自らボディーランゲージを発することすらできなくなったとき、最後は飼い主
の感覚だ。今は理屈だけど最後は感覚。犬との会話は積み重ね。それが絆というべきもの」

今までどれだけ犬が私にボディーランゲージやカーミングシグナルを発してきたのか。
私はそれを読み解こうとするどころか、気づくことすらしてきませんでした。つまり、無視です。
知らなかったから…で済ませてはいけない。
その積み重ねがないと、最期を迎えるときにも「何も解ってくれていない」と思わせてしまう。
そんな気持ちになり、思わず涙が出てしまいました。


言語を用いない犬とコミュニケーションを図り、信頼関係を構築していくために私たちはどうすれば
よいのか。

詰まるところ、「観察」です。
繰り返し、繰り返し田中先生が仰ることばです。

犬は言語を用いなくとも、ボディーランゲージやカーミングシグナルによって表現してくれています。
それを見落とさないように観察し、「読み解く力」を身につけなければ信頼関係を構築することなど
できないと考えさせられました。

その「読み解く力」を身につけるために、飼い主である私たちも勉強をしなければいけない、と。
たとえば、田中先生のセミナー等を通じて学習することもできます。
そういう意味でも、今回のセミナーは本当に有意義な時間となりました。

弊社の「るー。越谷校」にて、田中先生の埼玉セミナーが大変盛況に終わりましたことをうれしく思い
ます。
次回は中級編へと続きます。今から楽しみです。

　代表　春木 祥伸